2歳になるうちの子供は左利きです。
一時期右利きに矯正しようとしていたのですが、「貴重な左利きを矯正してしまうんか?」という父の言葉が妙に気になり、矯正を一旦ストップ。
小学校で教師をしている学生時代の友人(左利き)に意見を聞いたり、左利きの研究記事を読んだりした結果、希少価値の高い(笑)左利きを尊重することに決定しました。
本人が一番使いやすい左手でのびのびとお絵描きをする子供の姿を見ていると、左利きのままにしておいてよかったなと思います。
左利きの友人に聞いた、左利きのメリットデメリット!
ここでは、友人の左利き体験談をご参考に共有したいと思います。
メリット①:かっこいい
左利きだとよく羨ましがられるので、自分の左利きはお気に入り。夫にも羨ましがられる。自分の子供にも左利きになってほしい。
メリット②:スポーツで有利
相手がこちらの動きを予測しづらいので、スポーツでは有利。
デメリット①:書道がやりづらい
すずりの位置関係的に、書道はやりづらかった。
普通に鉛筆で文字を書いたりする分には、不便さは感じた事がない。
デメリット②:食事の際に隣の人とひじがぶつかりがち
ぶつかりやすいので、食堂で座る際は出来るだけ端っこに座れる様ポジショニングを考える。
意外とデメリットはほとんど無く、一般的によく言われている様な、「ドアが開けにくい」「自動販売機が使いづらい」などでストレスがたまるという事は今まで無かったそうです。小さいころからそれが当たり前だったからかな?と言っていました。
左利きを矯正しない方が良い理由
本来の力を発揮できなくなる可能性がある
利き手を矯正して、右手で食事や文字を書いたりする事ができる様になっても、本来の利き手ほどは上手く出来ない可能性がある。
自信を失う可能性がある
矯正される理由が理解しきれない幼少期に矯正されると、自分を否定された様に感じ自信を失ってしまう。
(話す時にどもる様になるケースもあるそうです)
最近は矯正しない親が増えている
友人曰く、最近は多様性を認める風潮が広がっているので、友人が勤める小学校でも左利きの子供が増えてきているそうです。
先生も座席決めの際に配慮してくれるので、隣の子とひじが当たって授業に集中できないとかいう事も今ではほとんど無いと思うよとの事。
以上、左利きについての情報でした。
ちなみに、左利きだったTOKIOの国分太一は、視聴者からの「お箸を左手で持っているのが気になりすぎて内容が入ってこない」という声を受けて、右利きに自分で直したそうです。
将来、子供が芸能関係に進んだり、左利きがタブー視される国で働く事になったりしたら、その時は本人の意思で矯正なり何なりしてもらえばいいですよね。